CPS工法の衝撃試験及び施設室内シミュレーションによる検証データをご紹介します。
フットサル等で蹴りあげたボールが、天井の断熱複合板に衝突した際の破損の有無を試験により確認する。
日時:平成20 年2 月2 日、場所:静岡工場
下図の通り、工場屋内にて試験体を床面に設置し、上部よりボールを自由落下させ試験する。( 使用ボール JFA 認定サッカーボール 重量420g)
試験体A | 試験体B | |
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ロックウール t=9 (B類2種) |
グラスウールt=20(80kg/ ・3) (B類2種) |
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1回目 | 割れない | 割れない |
2回目 | 割れない | 割れない |
3回目 | 割れない | 割れない |
試験体A・B共3回の衝撃に於いて破損等一切無かった。 |
衝撃力の計算
試験体部分でのボールの速度(V)
V =√ (2gh)
= √ (2×9.8×9.1)
=13.355m/s
衝撃力(衝撃を吸収する時間を0.1 秒と仮定する)
衝撃の加速度 13.355m/s÷0.1s=133.55m/s2
これに質量を乗じる
133.55m/s2× 4.118N = 549.9589N(56.091kg)
∴ 試験体A・B共549.9589N(56.091kg)の衝撃に耐えうる強度を有している。
ボールの重量:0.42kg=4.118N
落差(h):9.1 m
重力加速度(g):9.8m/s2
サッカーボール・玉網
オープンスペーサー取付
ストッパー設置
硬質木毛セメント板取付
試験体完成
ボール落下前
試験体A ボール落下後(屋内側)
ロックウール板に割れなし
試験体A ボール落下後(屋外側)
発泡ポリスチレン板に割れなし
試験体B ボール落下後(屋内側)
グラスウールに割れなし
試験体B ボール落下後(屋外側)
発泡ポリスチレン板に割れなし
某室内運動場 東京都八王子市(Ⅳ地域)
構造体・建材仕様設定条件 | ||
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モデルA | モデルB | |
構造体 | 鉄骨造 | |
屋根 | 仕上材:鋼板屋根材 t=0.4mm 立ハゼ葺 |
仕上材:鋼板屋根材 t=0.4mm 立ハゼ葺 天井:母屋一体型システム天井 CPS工法 |
外壁 | ALC t=100mm | |
天井 | 無し | |
床 | フローリング | |
ガラス窓 | アルミサッシ+単板ガラス t=3mm |
最寒日:2月26 日 7:00 外気温-5.3℃ | |||
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屋根一般工法 | 屋根CPS 工法 | 温度差 | |
① | -3.2℃ | 2.6℃ | + 5.8℃ |
② | -2.5℃ | 2.3℃ | + 4.8℃ |
③ | -1.8℃ | 2.4℃ | + 4.2℃ |
最暖日:8月10 日 13:00 外気温36.8℃ | |||
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屋根一般工法 | 屋根CPS 工法 | 温度差 | |
① | 50.3℃ | 45.6℃ | -4.7℃ |
② | 49.4℃ | 46.1℃ | -3.3℃ |
③ | 48.3℃ | 45.7℃ | -2.6℃ |
社名 | 環境クリエイト株式会社 |
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